その「バズった」は本当に正解?広告に一喜一憂すると損をする理由
やった!今回のYouTubeはバズった!
広告を打ったけど、今回は想定ほどではなかった・・・
前回もこの手法でPRが上手くいったから今回も!
いやいや、ちょっと待ってください!
本当にそれは正解だったのか、不正解だったのか見抜けていますか?
安易に結果だけで判断すると痛い目にあう「平均への回帰」についてご紹介いたします。
今回も行動経済学に基づいた理論なので、詳しく知りたい方はこちらからどうぞ。
【プライミング効果】人の「無意識」に訴求する方法
それでは早速「平均への回帰」についてご説明いたします。
ちょっと考えの古い人は「褒めると次は下手になる」「怒鳴りつけると次は上手くいく」と豪語する方いらっしゃいませんか?
実際に褒めると人は上手くいくかはさておき・・・
この古い人が豪語する理論は「半分正解」で「半分は致命的なミス」を犯しています。
なぜならこの古い人が褒めるときは「平均より、うんと良くできたとき」であり、怒鳴りつけるときは「平均よりはるかに下回ったとき」です。
平均より上回った人は次はそれほど上手くいかず、下回った人はマシになる可能性が高くなる。
要は運要素を含んでおり、次回は平均に近づく可能性が高いといった内容です。
残念なことに、この古い人が何を言おうが、はたまた何もしなくても結果は一緒である可能性が高いのです。
広告やSNSも一緒です。
もちろん戦略として正しいものであれば可能性は飛躍的にあがります。
が、1回の成功にすがったり、逆に下回ったからといってダメと決めつけるのはちょっと早すぎます。
ABテストをしたり、多角的にアプローチする中で正しいデータを集めて考察することが最大の近道です。
良く成功者が本を出されていますが、その通りにやって成功するのであれば世間はより多くの人が成功しているはずです。
何があなたに・企業に・サービスにとって一番のポイントか、どうやれば多くの人に伝わるかは「どれだけ考え」「どれだけ信じれる情報を集め」「どれだけトライするか」に比例するのではないでしょうか。
だからこそ間違ったコスト(お金や時間)を費やすのはもったいない!
アッシュは なぜ?から手法も合わせて結果が出るまでお手伝いさせていただきます。
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by 岩永 亮平