企画を生み出す
“企画を生み出すにはどうすればいいか“これは企画を考える際毎回思うこと。
良い企画とは。アイデアはどういったところから生まれるのか。
本書を読んだ中で、この2点に注目したい。
まずは良い企画とはどのようなものか。アイデアを羅列し、面白そうだから提案する。
これは良い企画とは言えない。
そもそも「企画」とは“新しいアイデアで人を動かし、誰かの課題を解決すること”
つまり、誰かの(もしくは自分の)役に立たなければ「企画」ではない。
なんだか役に立ちそうではなく「実際に役に立つ」これが企画のキモになってくる。
企画の課題は先方から与えられる。
だがアイデアは自分から生み出さなければならない。ではアイデアはどういったところから
生み出されるのか。
アイデアと聞くと、ものすごい発想を生み出さないといけないという風にハードルがあがりがちだが、
実際はそうではない。
企画は誰にでも出来る作業だということ。そしてすべての企画は日常の中でヒントが
見つかるということ。
要はゼロの状態から全く新しいものを生み出す必要はないということ。
日常のどこを切り取るか。そこにアイデアを出す近道がある。
それは企画だけではなくカメラにおいても言えること。
どこを切り取り、フレームに収めるのか。どのようにきれいな写真を撮るというより
どこに着目して撮るのかが重要なのかもしれない。
企画を生み出すにはまず日常での情報収集から始まる。いろいろな物事に興味を持ち、
調べ、知識を得る。そして相手はどういったものを求めているのか、これを観察し、
アイデアで解決する。これを今後の課題にしたい。
知っていること×知っていること=アイデア
アイデア+課題=企画
上記が本書を読んだうえで、自分なりに考えた企画方程式。これを踏まえて、今後に生かしたい。
【参考著書】
『企画力』嶋 浩一郎
by 山本 凌雅