天才より一歩先に クリエイティブシンキング
天才ってすごいですよね。
圧倒的なセンスで答えをパパっと見つけてしまう・・・。
天才の思考ってどうなってるんだろうと調べてみたりしたことありませんか?
私は真似したい一心で調べたことがありますが、やはりセンスはセンスです。
後天的には手に入らないですよね。
そんな中「技術で天才に勝てる」というネット配信を見て、強烈に印象に残っていたのでここでご紹介します。
考え方だけでなくメンタルの調整にもすごくいいので、ちょっと頭の片隅に置いてみてはいかがでしょうか。
【クリエイティブシンキング】
よくネットとかでは「枠組みにとらわれないアイデアを生み出す自由な発想」と書かれていて、内容もそれぞれちょっと差異があったりします。
なので、ポイントを整理してみました!
ー クリエイティブシンキングってなに?
超さっくりいうと「視点を変える」ということです。
ただ、これだけではちょっと語弊があります。
「なんでも鵜呑みにするのではなく、一旦懐疑的に考えてみて、新しい視点で見る」
というのが近い気がします。
ー クリエイティブシンキングのメリットは?
答えを見つけるための技術ではありません。
あくまで「いろんな視点で物事を見れるようにする」です。
ただ、これが天才以上の成果を出せる最大のポイントです!
天才は自分のセンスを武器にして、その考えをつっぱしることが多いですよね?
間違ったり、状況が変わってしまうと途端にもろくなってしまう・・・。
常に前提を疑って、自問自答しながら多角的に考えて物事を進める人って、状況が一変しても ものすごく強いと思いませんか?
これがクリティカルシンキングです。
ー 具体的にどうすればいいの?
これはいろいろな情報がおどっていますが、冒頭にお話しした配信者が伝えていたことがわかりやすかったのでご紹介します。
【前提を特定して疑う】
「当たり前」に甘えて考えることをサボっていませんか?
世の当たり前が正しければ、それを正しく行っている人はみんな成功するはずです。
ではその当たり前や考え方は間違っていると考えた方が近い気がしませんか?
例えば・・・
「売上を上げたいな。みんな広告を出しているから広告を出そう」
これって、考えることをやめてしまったいい例ですよね。
何を前提に考えた結果、広告が必要になったのか。
これが大事です。
1.売上を上げる為に世間一般にこの商品を知ってもらいたい → 広告
2.まずは他の企業に自社の製品を理解してもらいたい → 展示会
3.ニーズには当てはまっているが、地味で目立たない → デザイン、SNS
というように、前提が何だからこれをすべきと考える。
前提が変われば戦略も変わります。
周りに流されず、当たり前で進まず、まずは前提を考えていろんな視点で題点を疑うことがファーストステップです。
ちなみにまだ説明は続きますがココが一番大事です。
【周りの状況、前後を理解する –コンテキストの重要性】
では実際に広告を出すとなった場合。
テレビCM?紙面?ラジオ?いまどきなYouTuber?
いろんな方法があります。
YouTuberを選んだとしても、
違う企業が同じタイミングでCMを出したら?
依頼したYouTuberが炎上したら?
YouTubeの広告システムが変わったら?
周りの状況が変わればその選択が正しかったのか、ちょっと参考になったり見えてくるものがありますよね。
怪しい場合は一つ戻って前提を考え直すべきです。
【切り替えられる案を常に持っておく】
これだ!と絞り込んでしまうと、それが何かしらの要因でダメになった場合、一気に回りが見えなくなってしまいます。
常にいくつか手段を用意しておくと、
・急な予算修正でコストが合わないから違う広告方法にする
・違う業種からタイアップ依頼が来たから、広告はやめてコラボにする
というように、窮地にたたずに最大限効率化できますよね。
【よく考えて、物事を疑う】
このポイント「いろいろ試行錯誤する」「ドライに考える」ことが大事ということです。
なので懐疑的に考えるというのがわかりやすいかと思います。
・本当に今、着目すべきは売上?
・世間に知ってもらうと売上が上がる?
・訴求にはYouTubeがあってる?
ただただ慎重になるのではなく、選択したことにも疑いを持ち、常に新しい視点はないかを探すことが大切です。
どうですか?
覚えるのは多少面倒かもしれません。
幸い私は斜に構えることが多く、人の言うことも自分の決めたことも疑い深いタイプなので半分はラクにできるのですが・・・
何かを決めるとき、考えるときにちょっとこのコラムを思い出してみてください。
とはいえ、
・なかなかどう進めればいいかわからない・・・
・結局、私は広告をだしたほうがいいの?
・違う視点なんか思いつかない
など、そもそものところから迷っていることも多いかと思います。
幸いアッシュは悩むこと・問題定義・提案は得意としております。
(いや、決して全員が疑いまくるチームではございません)
https://a-sh.co.jp/about/
視点を変えてご相談してくださってもいいですよ?
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by 岩永 亮平