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情勢に合わせた広告メッセージの変化
CM総合研究所は、新型コロナウイルス感染症の流行によるテレビCMへの影響を検証しました。その結果、ACジャパンのCMは、政府が小中高校などに対して臨時休校を要請した2月27日を境に急増し、緊急事態宣言が発令された4月7日に100回を超えたことが分かりました。
各商品カテゴリの3月度(2月20日~3月19日)の放送回数を前年比較すると、耐久消費財カテゴリの出稿量が減るなど、中国の生産ラインが中断した影響が見受けられたとのこと。なかでも自動車の車種CMは前年同月から2000回近く減少。また4月1日にこれまで平均130篇の新CMが放送される中、今年は観測開始以来最少の78篇だったそうです。
TVCMの出稿量と同様、電車の中吊り広告のスペースがソーシャルディスタンスしているような空きが見られました。
通常のCM表現も変化が見られ、アフラックのCMでは新型コロナウイルス感染者が保険の対象だと伝えるテロップが入りました。アパマンショップは「この春 お部屋探しができなかった皆さまへ」というコピーに、来店不要で部屋探しや契約が可能だと訴求するCMを開始しています。
広告で世の中を少しでも良くするため、
出稿している企業のCMをまとめてみました。
■キットカット「今、伝えたいこと」篇 30秒
■ジャパネットたかた #今だから
こちらは#今だからを切り口に、さだまさしさんや西川貴教さんらが医療関係者へのねぎらいや体調管理の徹底を語りかけるCMを放送。
サイトでは、一般の方の#今だからの気づきにジャパネット商品を紹介するMCのナレーションで紹介されています。
気になる方は、こちらよりアクセスください。
さらに、SNSでも話題になっているキャンペーンも合わせて紹介いたします。
■Beams 会いたい
その他はこちらからご覧ください。
■スシロー 渋谷ジャック
「日本中、一人でも多くの人にすしを通じて笑顔になって欲しい」という想いで渋谷から「すしで、笑おう」というメッセージを発信しています!
昨年11月に運用開始した渋谷スクランブルスクエアにも!
スシローさん、地上だけなく、地下鉄もジャックしています!
地下鉄の横長サイネージを回転すしの回転に見立てたのは、ネットも話題になりました。
まとめサイトありますので、そちらで確認ください。
■伊藤忠商事 あたらしい日常へ、帰ろう。
6/1の朝日新聞・日本経済新聞に掲載されたものになります。
最後のブロック
すすもう。
この先に待っている、懐かしくてあたらしい、みんなの日常のために。
どんな新しい日常が、来るのか。
伊藤忠商事の風向きを変える決意が伝わってきます。
私たちも、情勢に合わせた広告をご提案していきますので、
ご相談のある方は、ぜひお問い合わせください。
WORKSはこちらから。
https://a-sh.co.jp/works/workscat/all/
by:浅見 健太郎