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SNS時代の動画広告
先日 「SNS時代の動画広告」 講座を受講しました 。
講師は 電通のPanasonicの「LOVE THERMO」「LOVE DRESS」「LOVE DISH」3部作、
大塚製薬の今年話題になった 「ポカリNEO合唱」などを担当した、眞鍋亮平さん。
眞鍋さんは、社内で鬼ムービーというプロジェクトを立ち上げています。宣伝会議にコラムがございますので、気になる方は、こちらよりご覧ください。
最初、動画を出す場合、PR(世の中視点)とMEDIA(ユーザー)視点を持つことが大事だという話から始まりました。さらにクリエイティブ・MEDIA・PRを縦割りではなく、チームで横断しながら制作していくことが重要と仰っていました。
人々は、購買までに大きく5つの過程があります。
①認知
②興味
③意向
④検討
⑤購買
①~⑤のターゲットそれぞれに合う、クリエイティブ・MEDIAを用いることが大切と話してくれました。
これは、Googleの3h(Hero Hub Help)を基に考えてられています。
Googleの3hとは、YouTube視聴傾向を分析し、YouTube視聴者が好む動画の種類を分類し、企業・ブランドにとって役に立つであろう3つの方向性に整理した戦略になります。
眞鍋さんは住友生命Vitalityを例に説明していただきました。④・⑤の他社事例と③に関しては、事例動画見つけれられなかったので、ご了承ください。
Vitality④・⑤の代わりは、カー商品を扱うジェームスさんをご紹介いたします。ジェームスさんの10秒ドラマは、たった10秒なのにしっかり商品に落ちていて、
クスっと笑える動画になっています。
①・②:HUB
「住友生命』新CM「Vitality この夏、上陸」
④・⑤:HELP
各ファネルで必要なクリエイティブを制作し、必要なMEDIAに出すことの重要を学ばせていただきました。
後半は、
シェアされやすい動画の感情トリガー
メディアが取り上げたくなる6つの視点PR IMPAKT
この2点を他社事例・ご自身の事例を参考に紹介いただきました。
感情トリガーとは、感情を10個に分け、縦軸を驚嘆・共感、横軸を理性的思考・情緒的思考と設定し、各感情を配置したものです。
PR IMPAKTは、下記の6つの視点。
Inverse…逆説・対立構造⇒すごい映像美なのに、実はCGを使っていない
Most…最上級・初・独自⇒〇〇すぎる/世界初?!スマホの傾きでストーリーが変化
Public…社会性・地域性⇒地方自治体が地元のPRのために
Actor/Actress…役者・人情⇒実はこの動画〇〇分の時点に、アノ人が・・・
Keyword…キーワード・数字⇒総制作時間〇〇時間
Trend…時流・世相・季節性⇒父の日に父と娘の感動動画・・・/今話題の・・・
ここで1番重要だと感じたのは、
「距離感を考え、特定のコミュニティから熱狂的に広がるような企画を考える」。
事例紹介の中、ゼスプリキウイブラザーズのミュージックビデオ「アゲリシャス」の不足分を一般公募するという企画は、ホントすごいと思いました。この企画、CM出演のキウイブラザーズが、先輩のフルーツたちに「バイト代」を実際に支払う方法で、協力を促します。ここでの先輩は、私たち含めた一般の方を指します。
バイトは踊るバイト、食べるバイト、撮るバイト、つぶやくバイト、拡散するバイトの5種類があり、TikTok、YouTube、Instagram、Twitterのプラットフォームからダンス動画やキウイの画像などを「#アゲリシャスバイト」をつけて投稿することで参加できる仕組みです。
現在動画はUPされていませんが、こちらよりキャンペーンの模様を確認できます。
これからの動画広告の考え方に少しでも触れられた、大変貴重な時間になりました。
受講したオンライン広告サークル【ADBOX】は、どなたでも月額500円入会できますので、気になる方はぜひご確認ください。
by:浅見 健太郎