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日曜日の外苑前
2020年8月、日曜日の夕暮れ。
コロナ前と比べると、人は少ない。
いつもであればこの時期は、ヤクルト戦東京六大学が繰り広げられる。
僕は散歩好きで1〜2時間平気で歩ける。
流石にこの暑さではちょこちょこ休みを入れる。
外苑前のカフェでのこと。
調べてみると、この日のヤクルト戦はハマスタで行われている。しかし、50代前半くらいのひょろっとした高身長の男性はヤクルトのユニフォームに帽子をかぶり、イヤホンで実況を聴いている様子。「自宅でいれば、ヤジを入れながら聴けるのに」と思いつつも、その男性の様子を伺う。
きっと「自宅より、スタジアムの近くで応援したい」、何か力を送りたいと思ってるのかもしれない。コロナにより、球場に簡単に入れる状況ではないから、せめても近くにいたいと思う男性の姿に微笑ましくなる。
そう思うと、男性が右手をグーにした姿は、ヤクルトが先取点を挙げたのだと見えてくる。実際、調べてみると、先取点を得ていた。
ヤクルト、頑張れ。