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計画と結果がズレないコツ。崩れない計画を立てるには?

2020.06.10
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事業計画でも新規プロジェクトでも「本当にこんなに上手くいくの?」って疑問になることはありませんか?
計画を進めていく内にスケジュールが間に合わなくなったり、コストなど数字がかけ離れたり・・・
計画通りに進めるのはとても難しく、場合によっては「予想」は全く頼りにならないことも多いです。

「予想」が頼りにならないとわかる事案をご紹介いたします。

1997年スコットランドの新しい国会議事堂を建設する計画がスタートしました。
当初議会に提出された総工費は4,000万ポンド。
この予算が、
1999年6月・・・1億9,000万ポンド
2001年11月・・・2億4,100万ポンド(最終予算としていた)
2003年3月・・・2億9,400万ポンド
2003年6月・・・3億7,580万ポンド
と膨れ上がり、
最終2004年に完成したときは総工費4億3,100万ポンドであった。
きっと専門家がいろんな分析をして予算を見繕ったのだと思いますが、結果を見ると予想が全く当てにならないことが明白です。

こういった計画がズレることを防ぐには過去のデータや事案から、同じようなプロジェクトは最終的にどの程度のコストになったか?など、一つづつリサーチすることが一番の近道です。

とはいえ少量のサンプルでは信ぴょう性もなく、どこから膨大なデータを集めるのか・・・というところからスタートし、時間というコストも大きくかかってきます。
そこで統計には遠く及ばないものの、ちょっとしたコツでズレを回避させることも可能です。

【死亡前死因分析】
人は見たものを信じやすく、バラ色の計画を見せられ、そこに もっともなことがかかれていると「疑う癖」が無い人はそれが基準点とってしまいます。
いわゆるバイアスがかかってしまい、別視点から物事を考えることが「かなり」難しくなるということです。

死亡前死因分析はこのバイアスから抜け出す為に非常に有効な手段です。
やり方はとても簡単で、新規プロジェクトが立ち上がったとします。
チームを集めて「このプロジェクトは1年後に大失敗するとします。その要因を考えてください。」と質問してください。
これだけです。

成功するというバイアスから解き放たれ、今までにない視点から思慮深く、懐疑的にプロジェクトを見直すことができます。
ただし、全員がいる場で一人づつ訊ねるのはナンセンスです。
チームが収束するにつれて反対意見は言いづらくなりますし、リーダーへの忠誠心も生まれます。
あくまで会議前に集めることがポイントです。

新規プロジェクトの立ち上げだけでなく、長期を見通したブランディングでも「計画」は非常に重要です。
先入観をもっていない外部を通すのも有効な手段の一つですので 「相談までは無料」と割り切って、いつでもご連絡お待ちしております。

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by 岩永 亮平

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