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YouTube制作者必見!コンテンツ全てに力を注いでも意味がない!?ピーク・エンドの法則

2020/06/22

今回も行動経済学からピーク・エンドの法則をご紹介いたします。

早速ですが好きな映画を選んでくださいと言われたら何を選びますか?
私はバックトゥーザフューチャーに1票入れさせていただきます。
主人公マーティがご存知タイムマシーンのデロリアンで過去にタイムスリップ。はちゃめちゃなストーリーを繰り広げながら最後は親友でもあり科学者ドクの力を借りて現代に戻ってくる・・・というストーリーです。

わくわくする内容が満載・・・と言いたいところなのですが、正直なところ1から10まで構成をしっかり覚えているか?と問われると、かなり怪しく、おそらく答えられないでしょう。
冒頭、マーティが馬鹿でかいアンプでギターを弾いて吹っ飛ぶ・・・などポイントごとには思い浮かべられるのですが、過去に行ってどういう順で物語が展開されていくか、あやふやな点がかなり多いです。

よほどその映画に愛着が無い限り(もしくは演出や構成のプロでない限り)、きっと同じような方が多いのではないでしょうか。

人間の脳は実に適当な一面を持っていて、物事の評価を全体で評価せず、「一番印象の強い点と最後」で決定してしまいます。
「そんなことはない。私は全てをしっかり吟味して判断している!」という頑固なあなた。
過去にダニエル・カーネマンという科学者が行った低温昇圧試験(通称:冷水実験)という有名な実験をご紹介いたします。


被験者には3回の実験を体験してもらうと伝え、
■1回目
60秒の間、14℃の水に片手をひたす。
※14秒とは我慢できるがかなり冷たい温度

■2回目
60秒の間、14℃の水に片手をひたす。
その後お湯を少し足して、15℃の状態でさらに30秒ひたす。

さて、3回目の実験は今行った「1回目の実験」か「2回目の実験」をそっくり繰り返すが、どちらがいいですか?と被験者に訊ねたところ、80%の人が2回目の実験を選んだそうです。
同じ苦痛を味わい、なおかつ多少和らぐとしても追加で30秒の苦痛があるにも関わらず・・・です。

人の脳は「幸せ」も「苦痛」も判断する材料として、「時間」は大したポイントにはならないということです。
また、「記憶」としては冷水の温度による苦痛(ピーク)と実験の終わり方(エンド)だけを重要視するので、間に何があったかなんてどうでもいいんです。

これはYouTubeでも一緒ですし、広告やPRの内容でも同じことが言えます。
もちろん正しい情報を届け、相手に理解してもらうことには最大限注視すべきですが、人の記憶に感情として残るのはあくまでピーク・エンドであることは間違いないでしょう。

だからこそ「構成」は非常に重要です!
訴求したい内容をただ並べるだけでは相手の記憶には残りません。
どこを強調し、どういう順序で最後まで並べるか・・・想像しているより非常に大事なポイントでもあります。

だからこそ広告代理店やコンサルティングという業務が成り立つわけですが・・・
もしサービスの訴求やオウンドメディアの成長に疑問を感じておられるようでしたら、いつでもアッシュにご相談ください。

理にかなった内容でお答えさせていただきます。

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by 岩永 亮平

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