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Withコロナ時代の広告の在り方

2020.07.07
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先日、 ショートショート フィルムフェスティバル & アジア が主催の「Withコロナ時代の広告の在り方」を受講しました。

コロナがもたらした広告業界の変化やそれによる新たな発見、ニューノーマルとしてオンラインでのコミュニケーションが大いに発展した中での広告クリエイティブやPR思考の変化について、 別所哲也さん(SSFF & ASIA代表)※モデレーターがつとめ、トークゲストに高崎卓馬さん(株式会社電通 クリエイティブディレクター・小説家)と本田哲也さん(株式会社本田事務所 代表取締役)をむかえて、Withコロナの時代の在り方を語りました。

別所さんより、「緊急事態宣言中に何をしていましたか?」という質問でイベントはスタート。

高崎さんは、この宣言中にBEAMSの「会いたい」広告を制作。コメントの中でスピード感が大事と言っています。なぜなら、2週間前に撮っても、日々状況が変わる中で、上げるタイミングがズレていく。また、コロナ禍がいつまで続くのか、人に半年・数年と温度が違うので、共感が難しいとコメントしています。

一方、本田さんはPRの場合、編集やメディアの方と密な連携が取れないこと、関係が構築できないしづらいと言っていました。

最近では、リモートワークが中心になりつつある中で、オフィス縮小など、コロナが5~10年先にすることを進めてくれています。そんな中で、高崎さんは、会社というコミュニティの必要性をあらためて考え直すことが重要と発言していました。そして、価値を共有できる、憲法になるようなストーリー性のある動画を継続的に制作・発信していくことが重要と言っていました。本田さんは「代理店は企業の代理ではなく、エージェンシーのように、会社と社会の半分ずつの代理になっていくことが重要」と言っています。会社都合を、いかに社会都合と変換できるか、ここが大切だと言っています。

イベントの中で、1番印象的だったのは、高崎さんの「みんなが求めるいる本質がシンプルに進んでいくという意味もあり、戻ったように感じる」。高崎さんはコロナ前まで、真面目すぎたと言っています。明るくて、楽しいものを作らなきゃって思い始めたとのこと。クリエイティブのトップの人から、こんな発言が出るなんて思っていなかったので、大変びっくりしました。

広告はターゲットを決めて出稿します。しかし、ベースは無関係な人が見ることを意識しないといけない。物が売れればいいだけではなく、無関係な人をも動かすことが重要だと感じる貴重な時間でした。

アーカイブはこちらはご覧になれますので、興味のある方はぜひご覧ください。

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