動画マーケティングを「コスパよく」「効率よく」進める為に、ここだけはチェック!というポイントを押さえておきましょう。
動画マーケティングの基本が変わる
まず、動画マーケティングといえば、まっ先に思い浮かぶのは「YouTube」だと思います。YouTubeといえば、誰もが使うコンテンツになり、「知りたいことがあればGoogle検索する」という常識が覆ったほどです。
YouTubeは、クリエイターだけではなく、企業もチャンネルをガンガン立ち上げた結果、便利なプラットフォームである反面、完全にレッドオーシャンになりました。すでにファンが多いチャンネルの動画が上位に表示され、新しいチャンネルはなかなかチャンスが増えない状況です。
結果・・・YouTubeを伸ばせます!という動画マーケティングでは集客が厳しい!
無理とは言いませんが、かなり根気と継続が必要になりますね。。。
あなたが相談する動画マーケティング会社の強みとして、YouTube動画の作成や運営だけとなると、ちょっと苦しいかもしれません。
動画を取り巻く市場はもちろん、ユーザーニーズを理解して動画を組み込んだマーケティングの仕組み作りが重要です!
AIが情報を選ぶ時代!TikTokは無視できない環境
動画市場は「見たい動画を検索する」から、「AIがあなた好みに選んだ動画」を見るようになりました。これはAIの技術が飛躍的に進み、かなりの精度でユーザーニーズに合わせた動画を提供できるプラットフォームとなったといえます。
その代名詞がTikTokです。
TikTokの月間視聴時間はYouTubeを抜き、動画マーケティングでは無視できない状況です。TikTokのアルゴリズムを理解して、実際のお申込みやサービス・商品の購入につなげる為の戦略を立てられれば、動画マーケティングがぐっと効果を発揮するようになります。
動画マーケティングとは
動画マーケティングとは、動画コンテンツを使って商品やサービスをプロモーションするマーケティング手法のことです。
これは、YouTubeなどの 動画プラットフォームはもちろん、 Webサイト、ソーシャルメディア、テレビなどを通して訴求していきます。目的は、視聴者の注意を引き、商品やサービスに対する興味を高めること、ブランドの認知度を向上させることなどです。
動画マーケティングはなぜCVしやすいのか?
私は元々SEOの専門でもあったので、Webマーケではいろいろ試していました。もちろんブログでの集客は今でも主力の一つです。
だが!動画マーケティングはブログと比べてCVが高い傾向にあります。その理由をいくつか書き出しますね。
- 視覚的な効果: 動画は文字よりも直感的なに理解できます。視覚的なエフェクトや音声などが含まれているため、視聴者により長期的に覚えてもらえます。
- エンゲージメントの向上: 動画は文字よりもエンゲージメントを向上させる可能性があります。視聴者はアニメーションや音声とともに情報を受け取るため、より興味を持って情報を理解するようになります。
- シェアの増加: 動画は簡単にシェアすることができます。ソーシャルメディアなどを通じて視聴者が動画をシェアすることで、ブランドの認知度やトラフィックを向上させることができます。
ただし、動画マーケティングもブログと同様に、ターゲットのニーズに合わせたり、競合性の穴を突く必要があります。
この辺りはどんなマーケティングの手法も同じですね。
さらに動画マーケティングはLTVも高い!
動画マーケティングは集客のトレンドだけでなく、LTV(ライフタイムバリュー: 長期的な顧客価値)が高いのも特長です。
先に書いた「ブログより優れている3つの理由」がまるまる当てはまりますが、それ以外にも「顧客を教育しやすいから」というのが大きなポイントです。教育と聞くと言い聞こえ方ではないですが、要はユーザーをファンに昇格させやすいということです。
まず、動画での訴求はブランド認知度が確実に上がります。これは、長期的に顧客との関係を築く上で重要な役割ですよね。さらに 動画を通じて顧客がブランドや商品、サービスに対して信頼性が高まるというのもポイントですね。長期的な顧客リテンションや再購入が圧倒的に増加します!
導入までの手間はかかるものの、動画マーケティングはビジネスを圧倒的に有利にできるマーケ手法ですね。
LTVとは
初めて聞いた方もいると思うので、LTVを簡単に解説しておきます。
LTVとは、「Life Time Value」の略です。顧客の一生での価値(生涯価値)という意味です。
これは、顧客が全期間を通して生み出す収益の見積もりのようなものです。最近では年間に置き換えて考えたりもします。
長期的な顧客との関係を求めるビジネスでは、LTVに基づいて、顧客獲得や顧客リテンションの戦略を確立することが重要です。
動画マーケティング会社に頼む前に
まず、動画マーケティングをどこかの業者に依頼する前に必ず知っておいてほしいことがあります。
「YouTubeを伸ばす」と「動画マーケティング」は全く別物です。
ここ、本当に重要です!
素晴らしい動画マーケティング会社もありますが、反面、多いのが「YouTube伸ばしますよ」「その為にターゲティング・企画・制作をやりますよ」という企業です。伸ばしたいのはYouTubeチャンネルではなく、サービスや商品であり、集客+CVしなければ意味がありません。
動画マーケティングはあなたの会社・サービス・商品に合わせて、正しい顧客の流れを作り、ファンに昇格させて、CVを増やすことです。要は利益につながる仕組みをつくることが重要なんです。その為に「動画を利用する」というのが正しい認識で、YouTube自体を上げることに固執するのはオススメできません。
動画マーケティングをもっと詳しく知る
動画マーケティングをもっと詳しく知りたい方は、別記事も用意していますので、後からこちらの記事も確認してみてください。
動画マーケティングを企業で取り入れる方法を解説【初心者OK】
こちらの記事は動画マーケティングについて、かなり詳細に記事化しています。
例えば、先に書いた「YouTubeだけに固執しない方がいい」という点ですが、平均月間視聴時間ではTikTokがYouTubeを抜きました。
YouTube:23.2時間/月
TikTok :23.6時間/月
このように正しいデータを基に今にあった動画マーケティングを展開してくださいね。
動画マーケティング会社に頼めること
動画マーケティング会社に依頼すると、主に以下のようなことが依頼できます。
- 動画制作:プロモーション動画や商品紹介動画などの制作。
- 動画マーケティング戦略の策定:ターゲット層の分析や競合の調査、マーケティングチャンネルの選定など。
- 動画配信:YouTubeやSNSなどでの動画配信。
- 動画広告:YouTubeやFacebookなどの動画広告の配信。
- 動画アナリティクス:動画の視聴率やコンバージョン率などの解析。
どれも重要な要素ですね。基本的はすべて網羅することで、効果的な動画マーケティングにつながります。ただし、「YouTubeに断定」して進めようとする動画マーケティングの企業は、あなた自身が「YouTubeで問題ないか」を判断する必要があります!この辺りは事前に考えを整理しておいてくださいね。
動画マーケティング会社に依頼する前に整理すること
動画マーケティング会社に依頼する前に、あなた自身・あなたの会社自身で整理しておいた方がいいこともあります。
以下の内容は、ほぼ確実に聞かれますし、聞かれなかったとしても、自身で整理しておくと、効率的なオーダーになります。
- 明確な目的:動画マーケティングを行う目的を明確にすることが重要です。例えば、商品紹介やブランドアピールなど。
- ターゲット市場:動画マーケティングを行うためのターゲット市場を想定しておきます。動画マーケティング会社もリサーチしますが、自社の実績も根拠に入れると、成功の確度が上がります。
- 予算:動画制作や動画配信に必要な予算を明確にすることで、効率的な予算内で実施できるマーケティング活動を提示してもらえます。
- 期間:動画マーケティングを行う期間を想定しておきましょう。「ここまでで終わり」ではなく、「ここまででこうする」が正しい想定です。
- コミュニケーションが取れる余力:動画マーケティング会社とのコミュニケーションを円滑にとることが重要になります。担当者は業務を調整しておくのがベストです。
これらを事前に準備することで、効率のいい動画マーケティング活動を依頼することができます。
動画マーケティングの予算について
予算については迷う方も多いのではないでしょうか?世間一般の水準は?どれくらいかかると効果が出る?等。そんなときは計算できる数字を基に考えてみてください。
現在の広告費はいくらかけている?そこからいくらを動画マーケティングに回す?
社内の営業チーム、宣伝チーム、広報チームの工数はどれくらい?動画マーケティングで自動的にリーチできるようになれば、どれくらい人件費をカットできる?
というイメージです。もちろん仮定の数字ではありますが、具体的な予算上限も見えてくるのではないでしょうか?
もし、動画マーケティングの予算で迷っている場合は参考にしてみてくださいね。
動画マーケティング会社に依頼するメリット
YouTubeやTikTokなど、さまざまなプラットフォームがあるので、自社で動画マーケティングを行うことは可能です。
ただし、「なかなか伸びない」「工数があまりにもかかり過ぎる」「結局お問い合わせが来ない」など、さまざまな課題が出てくるはずです。
では動画制作会社に制作だけ依頼してはどうか?など迷いますよね。改めて動画マーケティング会社に依頼したときのメリットを整理しておきましょう!
- 専門的なスキルと知識:動画マーケティングに特化した会社は、動画制作にもマーケティング戦略を取り入れて制作します。撮影や編集だけではない専門的なスキルと知識を持っています。
- 効率的な運用:専門のチームが動画マーケティングのすべてのプロセスを対応するため、時間や費用を最適化できます。
- 効果的なマーケティング:動画マーケティング会社は、ターゲットに合わせた効果的なマーケティング戦略を立て、データを基に最適解を見つけます。
- 視聴者に対する深い理解:動画マーケティング会社は、視聴者の行動や興味などに関するデータを分析し、より効果的なマーケティングを展開することができます。
他にもありますが、これらが主に動画マーケティング会社に依頼した場合のメリットといえるでしょう。
動画制作会社と違う点でいえば、マーケティング戦略を取り入れ、データを基にPDCAを回すということです。
動画を作ることが目的ではなく、動画を取り入れて集客・CVを目指すのであれば、動画マーケティング会社に依頼することは大きなメリットになるはずです。
動画マーケティング会社に依頼するデメリット
とはいえ、動画マーケティング会社に依頼するデメリットも確認しておいた方がいいですよね。主には以下の通りです。
- 費用:動画制作だけでなく、マーケティング戦略まで含めた専門のチームを組み、サイクルを回すので、通常の動画制作より年間予算は必要になります。
- コントロールの範囲:動画マーケティング会社に任せることで、あなた自身が制作に対してコントロールできる範囲が狭まります。ときには自身の意見を引いて、プロに任せるシーンも出てくるでしょう。
- コミュニケーションの誤り:制作者とのコミュニケーションに誤りがある場合、期待通りの動画が制作されないことがあります。担当者は余力を持ち、十分にコミュニケーションを取るようにしてください。
動画マーケティング会社は、短期間であなたの会社やサービスを理解することになります。プロとはいえ、深い部分、細かい部分ですれ違いが起こる可能性もあるので、細かくコミュニケーションを取るようにしてくださいね!
結論:動画マーケティングの軸を作れる会社へ
本記事では動画マーケティング会社に相談する前に知っておくべきことを記載してきましたが、結論、動画を取り入れたマーケティングの軸を作れる会社に依頼するのがベストです。
YouTube等、得意なプラットフォームに固執せず、顧客をあなたのサービスに結び付ける。さらにはファンにまで昇格させる。これが一番重要なポイントです!
そんな素晴らしい動画マーケティング会社もたくさんありますが、迷われている方は、ぜひアッシュの無料オンラインセミナーにご参加ください!
動画を使ったマーケティングの軸の作り方はもちろん、具体例、成功例を交えながら解説しています。
この辺りを無料オンラインセミナーで紹介しているので、動画の仕組み化を考えている方は、ぜひ一度ご参加ください!
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セミナー講師の紹介
岩永 亮平(株式会社アッシュ:ビジネスプロデューサー)
本記事の著者。
SEO中心にWebサイトやYouTube、TikTokのマーケティングを研究。企業のコンサルティング業務とリサーチ・分析業務がメインですが、制作にも携わります。
- 自転車 世界トップメーカーのYouTube、動画マーケティングのコンサル
- 大手新電力会社のWebサイトリニューアル、SEO対策
- 業界最大手の外壁塗装会社のWebサイト運営、デジタルマーケティング支援
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動画マーケティングを記事で知りたい方はこちら
動画マーケティングについて、こちらの記事でも詳しく解説しています。