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キャッチコピーを書く
CMでよく見かける「キャッチコピー」すごいなぁとかよく出来てるなと常々思う。
一体人の興味を引くキャッチコピーはどうやって思いつくのか。
そんな疑問を抱えながら本書を読む。
本書では最初に一番わかりやすい流れを説明しており、こう記している。
「人の気持ちからいいコトバを見つけ出す」
↓
「10の法則で整える」
↓
「出来上がり!」
簡単3ステップで出来てしまうということだ。
今回は2番目の10の法則に焦点を当て、気になった法則をいくつかご紹介する。
まずは一つ目
「いじらずに訊きだしたコトバをそのままコピーする!」
これは自分の中にあった、キャッチコピーは短くなければならないという概念を壊してきた。
キャッチコピーは簡潔でなければならないが、短くしないといけないというルールはない。
文章をそのまま使っていて一番に思い出したのは
街中でよく見かける
「冷やし中華始めました」これは確かに目に入るし、わかりやすいと納得した。
もう一つ気になったのは
「独り言にする!」
レストランで食事した後、仲間から出た言葉。
女性が「なんかもう少し食べたいんだけど」と言った言葉を独り言に変換して
キャッチコピーにしたそう。
「もう少し食べたい・・・」
なるほど!と思った。
確かに皆がわかる気持ちを表現できており、共感してもう一品頼んでしまいそうだ。
本書を読み、閃きにルールはないし、どこにでも転がっている。
それをどう切り取るか、どうつなげ合わせ、興味を引くコピーにするか。
観察力と好奇心が必要だと感じるきっかけとなった。
アイデアの引き出しとして今後に活かしていきたい。
by 山本凌雅
参考著書:バカ売れキャッチコピーが面白いほど書ける本
著者:シンクロニスト 中山マコト